たまには、走ってみるのも良いかな

全速力で、うたたねちょっぷ！



暇というのは、好きだけど困る。

のんびりと優雅に、お茶を飲めるし
忙しないのはボクの性格に合わないから。
そういった意味での暇は好きだ。
大歓迎。

でも、手持ち無沙汰な暇は困る。

だから何か面白い事がないかと、来てみたんだ。
ネオク山に。

そしてすぐに思いついた。
ネオク高原の奥地…竜の墓場に行ってみようと。

竜を信仰し、象徴としてるELGにとって
ネオク高原は特別な地のひとつだったりする。
竜の墓場は、その名の通り
年老いた竜が自分の死期を悟り、赴く場所だから。



と思うのだけど、ヤングなオルヴァン（竜の眷属）も
いっぱい居るので、意外と賑やかだったりする。

ただ夜になると、ゾンビオルヴァンという
ホラーな竜が出るので要注意。
こいつは生意気にも、盾でスタンさせても
動く事をやめずに、執拗に襲い掛かってくるんだ。

ほんと生意気。苦手。嫌い。

ゾンビの癖に顎強いし、ロットンブレスとかいう息まで
吹きかけてきて、意識が遠のくし…それから
すぐにこっちを集中的に狙ってくるし。

だから出来れば、夜は行きたくない場所。
居たくない場所だったりする。

そうと決まれば、日が暮れる前に
竜の墓場まで全速力。



走るの苦手だけど、今日は頑張ってみてもいいかな。
そして挑む相手だけど…
少し趣向を凝らしてみよう。

ヤングなオルヴァンでもなく
小人族のノッカーでもなく、ギガス族の３兄弟でもなく…
竜の墓場、更に奥地の彼らに。